【中山記念】
◎マイネルクリソーラ
→久しぶりに芝20への短縮臨戦。重賞も生涯2戦目でまだ鮮度は高い。2走連続でVラインを刻んでおり非常に走る気は高そうで、初重賞でもしっかりと前でレースを運べる前向きさを持っているタイプ。前走6番人気3着と激走しているが、ここでも人気大幅ダウンでプレッシャーの外になるタイミングで、馬場も悪く短縮向きであれば、ここの条件は合うと思う。
◎ニシノレヴナント
→全体的に均衡気味のメンバー構成の中で、1番近走のリズムが良いのがこのニシノレヴナント。この距離は未知数ではあるが、過去延長臨戦3戦で全て勝利しているメンバー屈指の延長巧者で、重賞も生涯2戦目と鮮度もあるタイミング。斤量も55キロ据え置きで上位人気馬の中では比較的恵まれた印象。期待したい。
【共同通信杯】
→前走は管理する矢作調教師も酷評した最後の直線どん詰まりで馬券外となったが、それでもグイッと加速して伸びてきたのは確かであり、新馬戦でのラストのパフォーマンスが圧巻なのは映像を見ても言うまでもない。それくらい走る気持ちを感じるタイプ。気になるのは2歳G1勝ちにより圧倒的格を持つジャンタルマンタルだが、賞金加算も済んでいて今後のG1を見据えるならちょい負けくらいが良いのかもしれない。そこに隙があれば一気に決め切れるはず。ジャンタルマンタルの位置はおそらく前目で、この馬が動き出すタイミングでレースが動くだろう。その彼自身が放つ圧力の外、つまりその後ろからであれば直線で一気に突き抜けられる可能性もあるので、豪快に差し切るシーンを期待したい。