Midas touchを手に入れろ

穴馬狙いの競馬予想をします。思いのままに綴っていきます!

有馬記念の予想

有馬記念

◎イズジョーノキセキ
◯イクイノックス
▲タイトルホルダー
☆ディープボンド
△ジェラルディーナ
△ポタジェ
ジャスティンパレス


◎イズジョーノキセキ
府中牝馬ステークス1着→エリザベス女王杯凡走→有馬記念というこの臨戦。みんなが騙された19年有馬記念のスカーレットカラーを彷彿させる。おまけに白帽子で鞍上岩田ときたもんだ。嫌でも意識せざるを得ない。ここに向けては凡走でストレス疲労をガッツリ吐き出した後なのでリフレッシュ。それでもやはり格を見ても明らかに他馬より足りていない。それでも気になるのはやはり馬柱に条件戦が見えている点で、この点は春のクラシックから頑張っていたスカーレットカラーとは明確に違う。すなわち消耗度が低い。前走重馬場で苦しい流れからの今回良馬場替わりは明らかに楽になるだろうし、鞍上岩田戻りとなればもう一度走ってこれないか。

◯イクイノックス
→今年の1番人気。昨年の覇者・エフフォーリアと同様に皐月賞-日本ダービー-天皇賞(秋)を全て連対してここに出走してきた。1番人気1着で昨年のエフフォーリア以上に疲労ストレスは少ないタイミングだとは思うが、レースでは逃げたパンサラッサを捉えるためにかなりの脚を使ったために多少の疲労はあるかもしれない。それでも中7週あるし多少のことは鮮度で乗り越えてこられるはず。斤量も55キロと軽くここまで強調材料が多いので無理に嫌う必要はない。

▲タイトルホルダー
春の天皇賞宝塚記念を連勝しており古馬G1の主役を張り続けた。今年はパンサラッサのような逃げ馬がおらずこの馬がハナを主張し、主導権を握るはず。海外遠征帰り初戦になるが、昨年も凱旋門賞組はディープボンドが2着、クロノジェネシスが3着と間隔をあけたことがプラスに働いた印象すらあった。良い前向きさがあるので本質は体力プラスアルファで闘争心と精神力のバランスの良さがここまでの成績につながっているかと思う。

☆ディープボンド

→大外枠超痛恨の実力馬。昨年の同レース2着馬で、臨戦過程は昨年同様凱旋門賞から直行。今年に入っても安定して走れており、枠を除けば特段悪い点は見つからない。今回この枠の影響なのか人気急落でプレッシャーから解放されるタイミングでもあるし、先行策でタイトルホルダーの直後をキープし。上手に進路を内に入れて虎視眈々と狙うことができれば、面白い存在ではある。

△ジェラルディーナ
→母娘制覇がかかる本年の主役の一角。非根幹距離実績がかなり高く、今年の鳴尾記念から毎回馬体を増やしながら成績を残していてついにG1奪取。連戦の疲労ストレスが懸念されるも、初の牡牝混合G1戦で鮮度を補完してきており、そこは水も滴る4歳牝馬、ここもまだ耐えられそう。リズムも極上で、C.デムーロ継続騎乗なら大崩れはないかな。

△ポタジェ
→今年の大阪杯で悲願のG1初制覇。基本混戦向きで、枠が外寄りで非常に残念な印象。内枠であれば面白かった。休み明けの毎日王冠は少頭数戦で良さが出ず、続く秋の天皇賞でも逃げたパンサラッサ以外上位に食い込んだ馬達が軒並み上がり33.5くらいで走るレース質で、そうするとこの馬の得意な型ではなかった。今回は苦→楽に局面が変わる可能性もあるのでタフな流れになれば。

ジャスティンパレス

→芝22-芝30-芝25のバウンド短縮臨戦。2歳のホープフルステークス2着で、その後のクラシックも皆勤賞だが、春の2戦は全く通用しなかった。休み明けの神戸新聞杯はリフレッシュで走れたのだろうが、その後のストレス疲労を抱えた菊花賞では思いのほか3着と踏ん張って少しリズム的に違和感を感じている。いわゆるディープインパクト産駒っぽくないイメージで、リズムがここにきて戻ってるという変わり種となっている。今までのパターンとは少し変わってきているのか、こんなところからも時代の変わり目を感じるし、今回古馬G1初挑戦で鮮度はあるタイミングなので、人気も落ちて意外と乗りやすいタイミングなのかもしれない。