【秋華賞】
◎ウォーターナビレラ
→3歳牝馬G1路線の第3弾。2年ぶりの3冠牝馬誕生の瞬間なるか。スターズオンアースが骨折明けながらクラシック初の1番人気濃厚。今まで以上の重圧に耐えてこられるかも見所。また今年は重賞で2勝(G1では1勝)しか出来ていない絶不調のルメールがエスコート出来るのか。
ウォーターナビレラは芝24-芝18-芝20のバウンド延長臨戦。前走のクイーンステークスでは断然人気を背負うも、直線他馬に寄られた瞬間に一気に後退して0.6秒差の凡走で2戦連続2桁着順の激悪リズムとなった。それでも着差的に負け過ぎたとも言えず、ストレス疲労はない状況、同世代戦替わり、逃げられなかった逃げ馬のオプション保持、大幅人気落ちでプレッシャーからも解放されて非常に乗りやすいタイミングになっている。同型馬が多数いるものの、この馬はテンのスピードがあり位置を取れるイメージが持てる。距離不安、早熟説などと色々あるのも確かだが、桜花賞では勝ったスターズオンアースともハナ差の接戦を演じており能力は十分、そして阪神適性を十分認められる実績もある。4角で比較的弱い圧力の前を飲み込んで、得意の庭の直線を早め先頭で追い出せれば、人気馬には差されても最後に馬券内に飛び込めるくらいの可能性はあるはず。激走を期待したい。